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  • 執筆者の写真onorie-2012

第406回得々三文会―作品についてお話しいたしました


2019年4月30日(火)得々三文会にて、「私の絵画作品について」と題して発表させていただきました。

                 (写真は育英セミナー甲府校中村京子さん撮影)

「得々三文会」とは、「視野と繋がりを少し広げてから職場に行こう」をモットーに、甲府中心街の有志が行っている早朝勉強会です。誰でも参加可能で、この日は富山から参加の方もいらっしゃいました。

作品の話となると私の個人的な話になります。

どなたも面白いと思わないのではないかと心配していました。

せめて正直にオープンにお話しさせていただきました。

幼い頃から「いかに在るべきか。普遍の真実を見つけたい。」と思ってきたこと。

医療・福祉の現場で働きながら、夜間の多摩美術大学・大学院へ通ったこと。

制作テーマの行き詰まりや仕事との両立に悩み、卒業後10年間制作を休んでいたこと。

結婚を機に山梨へ来て山梨の自然に助けられ「いかに在るべきか。答えは自然が知っている。」と感じ、自然から伝わってくるものを作品にしていること。

県内で参加したグループ展が、制作の幅を広げてくれたこと。

おすすめしたいアート鑑賞の仕方。

などを、プロジェクターを使ってお話しさせていてだきました。

発表後

「どういうふうに考えて制作しているかがよくわかった」

「背景を知れて、作品をより深く観ることができた」

「ホンモノを見る大切さ、共感します」

などをはじめたくさんのお声をいただき、

中には「すばらしい発表だった」とまで言ってくださった方もおられ、

ほっとしたと同時に、嬉しく温かい気持ちになりました。

自分をオープンに言葉にしたことでたくさんお言葉をいただき、

それが私の血肉になったような、不思議でありがたい体験でした。

聴いてくださった皆さま、運営の皆さま、会場のカフェキュイエールさま、本当にありがとうございました。

得々三文会、素晴らしい会であることは知っていましたが、発表して初めてわかる素晴らしさを体験しました。

毎回、一組の方がお話をします。内容は多岐に渡っています。ご興味ある方はぜひ参加してみてください。できましたら発表も。

この発表に合わせて個展「新しい風」を開催させていただきました。

店内を風が吹くように。

見る方が春の色に包まれるように。

見る方の心にも風が通って、何かが沸き上がるように。

今、新しい価値観が求められていると感じています。奇しくも元号の変わる時でもあります。

5月11日(土)までです。

作品は5月27日~6月1日アートスペース羅針盤での個展「内なる自然」でも展示いたします。


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