√K contemporaryにて2021年8月28日(土)~9月20日(月祝)開催された「線のカタチ-Linework-」展に参加させていただきました。
戦後の物故作家から現代の大家、中堅、若手までの書家と画家15名がセレクトされています。
↓小野理恵コーナー
この展覧会はギャラリーが前衛書のパイオニア比田井南谷(ひたいなんごく)にインスパイアされ線に着目し、「線画」と訳されるドローイング(Drawing)を集めたものです。
↓比田井南谷
作家により様々な線の表現があり、全員の作品に食い入りました。
↓私が最も感動したのは津高和一(つたかわいち)
強さも弱さも含む線、有機的なバランス、繊細な色味、、、
写真では伝わらないです。
↓弓指寛治(ゆみさしかんじ)
↓星川あさこ
↓しー没(しーぼつ)
↓たんぱく質
↓今井俊満
↓池田剛介
↓篠田桃江
↓Sohyun Park(ソヒュン パーク)
↓赤羽史亮(あかはねふみあき)
↓熊谷直人(くまがいなおと)
↓藤松博(ふじまつひろし)
↓ペロンミ
↓浜田浄(はまだきよし)
今回、企画自体が非常に好評でした。
どの作家さんからも学ぶことの多い展示でした。
拙作に対し何人かの方から色彩をおほめいただき、心から嬉しいとともに不思議な気持ちです。
学生の頃は「色が汚い」「たくさん色を使っている割に感覚がモノトーンだ」と評されていて、色彩感覚にはコンプレックスがあります。
現在の色彩は、山梨の自然と絵の具メーカー様に大いに助けられています。
磨いていきたいと思います。
コロナ禍、自分の事情で最終日しか在廊できませんでした。
自分の展示を最終日に初めて見るというのはとても申し訳ない気持ちがしました。
改めて、ギャラリーの皆さまと、足を運んでくださった皆さまに感謝いたします。
会期中ずっとSNSで見ていましたが、実際はだいぶ印象が違っていました。
自分の目で観る体験に勝るものはないです。
質の高い線を持つ作品群の中で、自分の線に対する注力の甘さを実感しました。
また、自分自身をしっかり持って表現していこうと思わされました。
しかし、固執や執着ではない、浮遊しながら。
このような機会をいただけたこと、たいへん幸運でした。
皆様に感謝いたします。今日からの制作に生かしていきます。
大変ありがとうございました。
展覧会URL ※出展作家のプロフィールやコメントも見られます。
線のカタチ -Linework-
会場|√K Contemporary (新宿区南町6) 会期|8.28 (sat) – 9.20 (mon) *企画展最終週の9.19(sun)、9/20(mon)は休まず営業いたします。 出展作家|赤羽史亮、池田剛介、今井俊満、小野理恵、熊谷直人、し-没、篠田桃紅、たんぱく質、津高和一、浜田浄、比田井南谷、藤松博、ペロンミ、星川あさこ、弓指寛治、Sohyun Park、ほか 作品点数| 150点余り 協力|天来書院、CAVE-AYUMIGALLERY 本展の作品や展示風景は、以下OculaとArtsyにオンライン展示されております。 Ocula ページ|https://ocula.com/art-galleries/k-contemporary/exhibitions/contemporary-drawing-exhibition-tentative-title/ Artsy ページ|https://www.artsy.net/show/k-contemporary-1-linework
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